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636章:真由の周辺・されてるのォ、オナニィ??
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636章:真由の周辺・されてるのォ、オナニィ??
(精液《あの》匂いしないしィ………覗かれてないわよねェ??)
また、気になった真由は、女子高生時代、深夜に温泉に入った時を思い出した。
(優子と卒業旅行したときィ!!)
自身の躰を舐め見る男共が、秘かに行っていることを、真由は12歳位から薄々知ってはいる。
(エッチに見られちゃうから夜中にィ、って優子がァ!!)
若い娘二人であったから、性欲の対象とされることを避けるため、深夜に入浴していた。
(入ってちょっとすると………精液《あの》匂ぉい、プンプンして来ちゃってェ!!)
真由は瑞々しく発達した、18歳の全裸の躰にバスタオルを巻く。
(覗かれちゃっててェ………されちゃってたのよォ………オナニィ!!)
後で、その温泉宿の経営者が、若い娘の客が深夜入浴することを知っており、常習的に行っていることが分かった。
(匂いしないからァ………大丈夫でしょうゥ!!)
半ば自身に言い聞かせた真由は、タオルごしにも、弾力に富んだボディラインがクッキリした躰を、二階の自室に運ぶ。
…………………………
「エェェェッ!!国男くんがァ!!」
夏になり、K女子大一年の前期課程が終わった頃、久し振りに夕食を共にした母から聞かされていた。
(予備校ゥ??確かまだ高校一年でしょうゥ??)
地方は住む遠縁にあたる国男が、夏休み中、有名予備校のYの夏期特訓コースを受講するため、真由の自宅に泊まり込むという。
「でもォ、Y予備校だったらァ、K州ゥ………Hにだってあるでしょうゥ??」
日本一と言われるT大の法学部を目指す国男は、予備校なら東京、と言って譲らないらしかった。
(国男くんゥ??)
19歳になった真由は、清楚な美貌をしかめそうになる。
(大きくなっちゃってからァ………!!)
3年前の夏休みに親と一緒に自宅を訪れた、12歳の国男を思い出した。
(スッゴクエッチになっちゃってェ!!)
当時16歳の真由の、乳房やお尻の形がクッキリした夏の部屋着姿は、オナニーも覚えたてのオスガキを、強烈に刺激したらしい。
(真由のォ、オッパイとかァ、お尻ばっかァ………ガン見して来るんだもんゥ!!)
中学から男子校の上、男兄弟しかいない国男は、真由のホットパンツにTシャツの躰に釘付けになっていた。
(いっつも勃起《お》っきくさせちゃった国男くんゥ??)
12歳のオスガキは、真由に対する性的な関心を隠し切れず、勃起した性器を誤魔化すことに懸命だったのだ。
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