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621章:彩の周辺・勃起(お)っきくさせちゃってェ!!
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621章:彩の周辺・勃起(お)っきくさせちゃってェ!!
「だったらァ!!なんでそんなァ………彩ァ、エッチに見ちゃってる訳ェ??」
前々から、言いにくかったことを口にしてしまった。
「エッ、エッチになんて、そんなァ!!………僕達、ただ、彩お姉さん、綺麗だなァってェ!!」
彩は何度も訂正したが、ついに、
《彩先生》
が
《彩お姉さん》
になっている。
「ソッ、そうですよォ!!エッチになんてェ!!」
いいながらも、オスガキ共の顔は好色にニヤけていた。
「アッ、彩お姉さん、オッパイ………胸とかァ、大っきいから………自然に、目がいっちゃいますよォ!!エッチとかァ………じゃないですよォ!!」
オスガキ共は、一番の関心である彩の美巨乳に口を滑らせたが、しらばっくれている。
(彩ァ、エッチに見てる証拠ォ??)
容易に証明出来る、今までやらなかったが、彩は自身に間接的に性欲をぶつけながらも、しらをきるオスガキ共に腹を立てていた。
「じゃァ、なんでェ??たとえば柳田くんゥッ!!」
柳田の机に可憐な白い両手をかける。
「ンウゥッ!!」
力を込めて机を引く彩の唇から漏れる呻きに、オスガキ4人は興奮を隠せなかった。
「ほらァ!!そんなになっちゃってるじゃないィ!!」
机で隠されていた、異様に膨らんだ柳田のズボンの前を指差す。
「ンウゥッ!!………ほらァ、宇野くんゥ!!」
宇野の机を引くと、柳田と同様、勃起した性器の存在が明らかになっていた。
「ンウゥッ!!ほらァ、鈴木くんゥ!!」
鈴木も同様だが、力を込めて机を引く彩の、呻きに我慢できなくなったらしく、勃起した性器を弄るため、ポケットに手を入れている。
「ンウゥッ!!ほらァ、田中くんゥ!!ンッ!!」
田中も同様だが、大型の性器の持ち主らしく、コーラ瓶を立てた程のズボンの前の盛り上がりに、彩は息をのみ、目を丸くした。
「君たちィ、そんな勃起(お)っきくさせちゃってェッ!!………エッチに見てないってェ??言えちゃう訳ェ??」
啖呵を切ったが、狭い教室の中、自身に性的な関心を持ち、性器を勃起させている4人の男がいるのだ。
(ちょっと怖いかもォ??)
思ったが、オナニーを覚えたてで耽り過ぎる弟を、叱る美しい姉のような態度を取った。
「コッ、これはァ………ソッ、そのォ、仕方ないんですよォ!!」
性的興奮の証拠を指摘され、なおも勃起を解かないことに、オスガキ4人はうろたえている。
(ヤァァァッ!!勃起《お》っきなったまんまァ??)
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