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616章:彩の周辺・勃起(お)っきくさせちゃってェ!!
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616章:彩の周辺・勃起(お)っきくさせちゃってェ!!
「個人的とかァ、そういうんじゃなくってェ………意味の取り易いのォ、どっちってことォ………じゃ鈴木くんゥ??」
まだ、オスガキ共が曲解して喜んでいることが分からなかった。
「ボッ、僕は、前からでも後ろからでも………!!」
そのとき、彩は鼻腔に入り込んで来る異臭に気づく。
(コッ、この匂ォいッ!!)
間違いなく、性的な悪戯を受けたとき、彩の衣服を汚す液の異臭だった。
(この男の子たちィ………今、オナニィしてェ………射精《だ》しちゃってる訳ェ??)
信じられない。
(………机の下でェ、してるのォ??ヤァァァッ!!彩をエッチに見ちゃってェ!!)
そのとき彩は、オスガキ共の曲解に気づいた。
(後ろからとか前からとかァ??………性交《あのこと》ォ??)
性の経験のない彩も、知識はあり、オスガキ共が、英文の訳す順序でなく、セックスの体位の、
《前から後ろから》
、を答えていることが分かってしまう。
「ちょっとォ!!何考えちゃってるのォ!!お勉強中なのよォォォ!!」
ニヤけて発情しているようなオスガキ共を、怒鳴りつけ、清楚な美貌を紅潮させた。
「ソッ、そんな、怒んないで………!!」
教室の前に戻り、カットソーの張り切った乳房を震わせる彩に、柳田が宥めるように言う。
「ソッ、そうですよォ!!ボッ、僕達、彩先生みたいな、綺麗なお姉さんが………!!」
宇野も、宥めようとしているようだった。
「ソッ、そうですよォ!!後ろからとか前からとかァ………つい、エッチなことォ、考えちゃいますよォ!!」
田中や鈴木も口を揃える。
(ニヤニヤしちゃってェ!!)
怒りと共に、羞恥が込み上げ、乳房の谷間に汗を覚えていた。
(………落ち着いてェ!!こういう男の子たちィ、彩が反応すると悦んじゃうゥ!!)
彩が羞恥に顔を赤らめて怒る様子を、オスガキ共は犯されそうになって抵抗する表情に準え、大興奮しているらしい。
(………スッゴイ匂いしてきちゃってるゥ!!)
彩の鼻腔に入り込んで来る異臭が強くなり、彩の反応にオスガキ共が大量に射精したことが分かった。
「とにかくゥ!!ここまでですゥ!!今日はァ!!」
これ以上、教室にいると、オスガキ共が何度射精したか分からない、精液の悪臭が染み付きそうに感じる。
(ヤァァァッ!!彩ァ、見ながら満足そうにニヤニヤァ!!)
オスガキ共は、彩が時折見せつけられる、勃起仕切って脈打つ男性器そのものに思えた。
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