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529章:朱音の周辺・エッチなこと考えないのォ!!
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529章:朱音の周辺・エッチなこと考えないのォ!!
(ヤダァ、今日ゥ、真琴くんゥ、教えなきゃァ………)
以来、その日は、性欲の塊のようなオスガキの指導をすると思うと、気が重かった。
(だってェ、最近の真琴くんゥ!!)
馴れ馴れしくなって来ており、
《先生》
が、
《朱音お姉さァん》
になってしまっている。
(ますますエッチになって来ちゃってるしィ!!)
暑さが本格的になり、薄着の朱音の、乳房やお尻、腿が触られそうになったこともあった。
(教えてあげちゃってるのにィ、何度もトイレェ、行っちゃってェェェ!!)
いつも精液の匂いをプンプンさせているような、オスガキの相手が憂鬱だ。
「こんにちはァ!!あれェ、お母さんいないのォ、今日ゥ??」
玄関で、無理に顔を引き締めようとしている真琴に迎えられ、朱音は少し眉をしかめそうになった。
「ソッ、そうなんですゥ、今日も宜しく、朱音お姉さァん!!」
朱音は、少しかがんで玄関でパンプスを脱いでいる。
(ちょっとォ!!)
ふと、顔を上げると、真琴は顔が好色に崩れてしまっていた。
(見えちゃってるゥ??オッパイの谷間ァ??)
ブラウスの襟元を小さな手で庇いながら、パンプスを脱ぎ終える。
「ちょっと真琴くんゥ!!お勉強なのよォ、今からァ!!」
脚を露出していると、何度も触られそうになるので、暑いが、INGNIのストレッチタイプのスキニーデニムを身につけていた。
「ハッ、はァい、わかってまァす!!どうぞォ!!」
スキニーデニムなので、クッキリしている腰から腿が見られている。
(もうゥッ!!)
二階にある真琴の部屋に向かうため、先にのぼっている朱音の、お尻の動きが好色な目に追われていた。
「さあ真琴くんゥ、今日はァ………」
真琴の部屋は、オナニーの痕跡を消すためか、消臭剤臭い。
(いつも勃起《お》っきくさせちゃってェ!!)
右隣の椅子にムッチリ腰かけている朱音に対して、ズボンの前が膨らんでるのを隠そうとしなかった。
(オチンチンゥ、勃起《お》っきくさせちゃうのやめてェ、ってェ、言っちゃうゥ??)
それが目に入る度に朱音は思う。
「ッ!!ヤァァァッ!!」
机の傍らにあった缶コーヒーが、朱音のブラウスとスキニーデニムを汚した。
「ゴッ、ごめんなさい!!」
真琴が、手を滑らしたようだった。
「ごめんなさい!!拭きますから!!」
真琴がタオルを持つ。
「ちょっとォッ!!」
その手が朱音の躰に伸ばされていた。
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桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy
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