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492章:葵の周辺・胎内(なか)に入れられちゃうゥ??
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492章:葵の周辺・胎内(なか)に入れられちゃうゥ??
(セェエキィ、拭くのに使ったティッシュ捨てちゃわないとォォォ!!)
首尾よくトイレの個室に入ることが出来、一番にバッグを開けた。
(ウッ!!スッゴイ匂ォォォいッ!!)
何者かが大量に射精した精液を吸ったティッシュが、強烈な異臭を放っている。
(………バッグのティッシュゥゥゥ??)
どうやってトイレに流してしまおうか、考えた。
(…………葵が指で摘んでェ、捨てちゃうしかない訳ェェェ??)
バッグを逆さにして振ることも考えたが、それでは他の物まで落下してしまう。
(ヤァァァッ!!また精液《こんなの》の後始末ゥゥゥ!!)
思春期を迎え、性欲の塊のようになってしまった従弟達に、汚された部屋の後始末をしたときが浮かんだ。
(もうゥッ!!なんで精液《こんなの》ォ、射精《だ》しちゃうのォォォ??)
嫌悪と共に羞恥が込み上げ、また、女性器から躰が熱くなってしまう。
(男の人の先ィ、掴んじゃったしィィィ!!)
奇妙な硬さで、ヌルリとした感触が手にこびり付いていた。
(スッゴク大っきかったしィィィ!!)
従弟のオスガキ共の倍程ものサイズが浮かぶ。
(突然ゥ、ビクゥッ!!ってェェェッ!!)
男の性器の動物的な反応が、生臭く葵の手に残っていた。
(ソッ、そしたらァ、イッ、いきなりィィィッ!!)
その男の発射口を塞いでいた葵の手が、放たれる力で押し返されている。
(射精《だ》しちゃうんだもォォォんッ!!)
塞いでいた葵の手から解放された、男の発射口から射精されていた。
(ビュッビュッビュッってェェェッ!!)
手のひらに、精液が打ち付けられるような感覚が蘇る。
(フゥゥゥッ!!これで全部ゥゥゥ!!)
トイレに、何回にも分けて流し終えると、少しは気が静まった。
(………太腿ォォォ、まだついちゃってる気がするけどォ、セェエキィィィ??)
ティッシュはもうないし、見た目は大丈夫であることを確認した葵は、トイレの個室を出る。
(ヤァァァ…………ッ!!)
入念に何度も手を洗っていた。
(モッ、もし犯《さ》れちゃったらァ………精液《あんなの》ォ、胎内《なか》に入れられちゃうゥゥゥ??)
従弟達のような、性欲の塊のような男共に、輪姦する相談がされていることを気にしてしまう。
(精液《あんなの》でェ………妊娠しちゃうのォォォ??)
好きでもない男の遺伝子を、18歳の自身の胎内に宿すことを思い、カットソーの乳房を震わせた。
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