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489章:葵の周辺・どうしてエッチなことするのォ??
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489章:葵の周辺・どうしてエッチなことするのォ??
(あのお部屋ァ、幸夫くんゥ、幹夫くんゥ、のォ………液だらけになっちゃってるんじゃァ??)
二人のオスガキを含めた親戚が、葵の自宅を去った後、気になってしまっていた。
(使っちゃってないお部屋だけどォ??)
オスガキ共に性欲の対象にされた、生臭い証拠が、部屋に残っていると思うと恥ずかしい。
(もうゥ!!射精《あんなこと》ォ、ティッシュ被せてしちゃえばいいのにィィィ!!)
無遠慮に、勢いよく精液が放たれていた光景が浮かんだ。
(葵がァ、精液《あんなの》ォ、お掃除しなきゃいけない訳ェェェ??)
腹立たしかったが、ティッシュとビニール袋を持ち、忌まわしい部屋に向かう。
(フッ!!スッゴイ匂ォォォいッ!!)
その部屋の前で、すでに鼻を突く、嗅いだことのない異臭があった。
(ヤァァァッ!!射精《だ》しちゃったまんまじゃなァァァいッ!!)
部屋のあちこちに精液の飛沫が残されている。
(コッ、こんなにイッパイィィィ??)
たった1日で射精されたかと思うと、呆れてしまうような量だった。
(幸夫くんゥ、幹夫くんゥ、自分で射精《だ》しちゃった精液《もの》ぐらいィ………!!)
ニヤケながらリビングに戻って来た二人が、これと同様の悪臭を、微かにさせていたことに気付く。
(床ァ、壁ェ、染み込んじゃってるゥゥゥ!!)
気味悪い液を拭うが、染み込んでしまった部分は拭いようがなかった。
…………………………
「なァにィ??葵ィ、ぼォォォとしちゃってェ??」
百華の声で我に返る。
「ねェ、百華ァ、ソッ、そのォ………??」
結局、自身や百華のような美しい娘が、好色に見られ、性欲の込もった話にされるだけでないことを、話すことにした。
(隠れてェ、エッチなことされちゃってるなんてェェェッ!!)
話してしまわないと気分が悪い。
「…………知ってるわよォ、そんなことォ!!男の子ってェ、大体ィ、10歳くらいでェ………ソッ、そのォ、女の子でェ、勃起(お)っきくさせちゃってェ、ソッ、そのォ、しちゃってェ、射精(だ)しちゃうんでしょうゥゥゥ??」
百華も、男共に、隠れて何が行われているかを知っていた。
「いいじゃなァいィ??こっそりィ、性欲処理(おなに)ィ、されちゃっててもォ??」
百華は、自分でオナニーされていると思うと、その男に対して、優位に立てているように思えるらしい。
(そっかァ、別に犯《さ》れちゃうんじゃないからァ…………)
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