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452章:絵梨邦の周辺・ちょっとついちゃってるゥ??
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452章:絵梨邦の周辺・ちょっとついちゃってるゥ??
「アッ!!アッ!!ソッ、そのォ、かけられちゃってはいないんですけどォ…………スカートォ、ちょっとぐらいィ………男の人の液ィ………ついちゃってるかもォォォ!!」
少し迷ったが言ってしまう。
(動かぬ証拠ォォォ!!)
卑劣に性欲をぶつけて来る男を、ギュゥという目にあわせてやりたかった。
「そうですか、あの、今、採取することは出来ますか??」
パイプ椅子にムッチリお尻を落としているので、お尻と腿が強調されてしまっている、スカートの腰の辺りが見られている。
(今採取ゥゥゥッ??)
過敏になっているので、スカートをこの場で脱がされるのではないか、と一瞬、曲解した。
「…………分かりましたァ、トイレでェ、ティッシュに採ってくればァァァ??」
証拠品の保管用らしい、ビニールのパックを渡され、トイレに向かう。
…………………………
(痴漢被害届けェ、出すだけでェ、大変じゃなァいッ!!)
一般的な場所と違い、女子トイレは空いているというより、人がいなかった。
(射精《だ》されちゃってェ………かけられちゃってなくってもォォォ??)
少しぐらいの、おぞましい液のシミで汚されてしまうことを知っている。
(精液《あれ》ェ、モロかけられちゃったらァ、スッゴイことォ、なっちゃうゥゥゥ!!)
射精されてしまい、大量にかけられると衣服の繊維にまで染み込み、いくら拭おうが、衣服を処分するしかなかった。
(でもォ??証拠ォ、ってェ、なっちゃうとォォォ??)
スカートのお尻のファスナーを下ろし、スベスベした生脚の腿を伝わせている。
(精液《あれ》ェ、少しだとォ、すぐにパリパリになっちゃうからァァァ??)
そんな状態でシミを取ると、衣服に汚れは残らないが、
《動かぬ証拠》
に、なってくれるかは疑問に思いながら、スカートを膝の位置にしていた。
(ヤァァァッ!!やっぱちょっとついちゃってるゥゥゥ!!)
膝まで下ろしたスカートをぐるりと回し、お尻の部分を前にした絵梨邦は眉をしかめてしまう。
(勃起男性器《あれ》ってェ、押し付けられちゃうとォ、モロ射精《だ》されちゃわなくってもォ…………精液《これ》ェ、ジワジワ漏らされて汚されちゃうゥ!!)
ティッシュについて来る液は、生乾きであったが、スカートに汚れは残らなかった。
(《動かぬ証拠》ォ!!)
ビニールパックに、そのティッシュを収めた絵梨邦はスカートを腰に戻している。
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