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449章:絵梨邦の周辺・痴漢被害届けなんだけどォ??
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449章:絵梨邦の周辺・痴漢被害届けなんだけどォ??
(婦警さんじゃァ………ない訳ェェェ??)
目の前の、好色さを努めて隠しているような、男の警官をチラリと見た絵梨邦は、清楚な美貌をしかめそうになっていた。
「それで、通学途中、痴漢に遭われて………その被害届けを出したい訳ですね………!!」
3月末に18歳になったばかりで、ようやくS女子大に慣れてきた絵梨邦の乳房が見られる。
「そうですゥ………!!」
受付から通された小さな部屋の、デスクを挟んで向かい合っていた。
(…………やっぱァ、目立っちゃうゥゥゥ??)
また見られたのが分かり、半袖のカットソーがピッタリしたものなので、見事な乳房の形がクッキリ出てしまっているのを意識する。
(脱いじゃった上着ィ、また着ちゃうのもォ………)
5月初旬とはいえ、朝夕以外は暑く、この警察署内も節電でエアコンがつけられてないので暑かった。
(着ちゃうゥゥゥ??)
三度、カットソーの胸部が突き破られそうになっている程の、上向きに反って尖って発達した乳房を見られている。
「アッ、あのォ、被害届けェ…………ですけどォォォ??」
男の警官の、乳房への視線は無視することにした。
(もうゥッ、お巡りさんなのにィィィ!!)
思うが、早く被害届けを届けたい。
「そうですね、どこで、どんなこと………されましたか??」
当然のことを聞かれていた。
(ドッ、どこでどんなァ、ってェェェ!!)
苦痛で、嫌悪が込み上げ、被害者なのに恥ずかしい。
「アッ、あのォ………電車ァ、なんですゥ………」
だが、泣き寝入りはしたくなかった。
「通学の時の込み合う電車ですねェ………で、どんなこと、されましたかァ………」
あくまでも事務処理で、性的な感心はないとは思う。
「ドッ、どんなことォッ!!」
口にするのが恥ずかしく、スカートの中で、お尻をモゾモゾさせてしまっていた。
(ソッ、そんな具体的にィィィ??)
単に、
《〇年〇月〇日、〇〇さんが〇〇線電車内で痴漢被害》
で、十分でないかと思ってしまう。
「アッ、あのォ………そんなことォ、言わなきゃァ??」
嫌悪より羞恥が強くなってしまい、顔が赤らむのが分かった。
「………はい、躰を触られたとか………??」
四度目、見られている乳房はプルプル揺れてしまっている。
「アッ、あのォ………触られちゃってはァ、ないんですがァァァ…………!!」
怒りが込み上げ、乳房が震えているのが分かった。
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