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411章:杏の周辺・これェ、ってェ、セェエキィ??
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411章:杏の周辺・これェ、ってェ、セェエキィ??
(ヤァァァッ!!ちゃんとスーツゥ、着ちゃってるオジサンがァァァッ!!)
大人といったところで、大半は悪知恵を付けた子供に過ぎないことを、16歳になったばかりの杏は知らない。
(アッ、あんな勃起男性器《の》ォ、杏の女性器《だいじなとこ》の近くにィィィッ!!)
男の性器はサイズを増し、その先端は超ミニの制服のスカートを少し越え、パンティとナプキンだけの杏の入口に脈動を伝えていた。
(入ってきちゃいそうゥゥゥッ!!)
お尻の割れ目に食い込んでいるのだから、角度的にあり得ないが、性の体験のない杏は竦んでしまう。
(ハアハア、言っちゃってるゥゥゥッ!!)
勃起男性器と共に、男の性的な興奮を感じさせられているのが怖く、嫌で恥ずかしかった。
(Sまでェ、もうちょっとォォォッ!!)
S駅に到着すればこのドアが開き、男の性器から逃れることが出来る。
(もうゥッ!!こんなエッチなことォッ、電車でェェェッ!!)
恐怖が怒りに変わり出し、男の性器から逃れようとするが、お尻をモジモジ動かすことしか出来なかった。
(ッ!!)
勃起男性器が震えたかと思うと、生脚の腿の内側に、生温かい気味悪い感触が広がっている。
「ッ!!ッ!!」
すぐ後にドアが開き夢中で逃げ出した。
(コッ、これェ、ってェ??)
マンモス駅であるSを駆け、内腿を汚したものの正体が分からないまま、ヌルヌルして気持ちが悪く、トイレを探す。
(ヤダァァァッ!!スッゴイベトベトォォォッ!!)
個室でティッシュを取り出していた。
(もうゥッ、太腿ォ、膝までェェェ!!)
ベットリとついた液をティッシュで拭うと、粘液質で糸を引く。
(スッゴイ匂ォォォい!!)
自宅から自転車でK女子大付属の中等部に通っていたとき、しばしばサドルを汚された匂いと重なった。
(…………コッ、これェ、てェ………セェエキィ??)
汚されてしまうのを不思議に思っていたが、友人から、その液が男の液であることを聞いてしまったのだ。
(オジサンにィ、お尻に勃起男性器《あんなの》ォ、押し付けられちゃってェ………!!)
射精され、16歳の腿を汚されたことが信じられなかった。
(スカートもォォォッ??)
ハッと気付き、確かめる。
(嫌ァァァッ!!触っちゃったァァァッ!!)
制服の超ミニスカートのお尻の部分にも、多量に付着していた。
(逃げちゃうときィ、勃起男性器《あんなの》の先ィ、スカートにィッ??)
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