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405章:美穂の周辺・ビューティーマッサージィ??
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405章:美穂の周辺・ビューティーマッサージィ??
(…………ここォ、潰れちゃった訳ェェェ??)
レンタルシャワールームの前を、登校するときに通り、美穂は思った。
(そりゃァ、そうよねェ………男の人ォ、一人でやってる女性専用レンタルシャワールームなんてェェェ!!)
何か好色な企みがあると、利用者のほとんどを占めていた、若い娘なら警戒してしまう。
(でもォ、その前は便利だったのにィ………!!)
邦生のことは知らないが、女性経営者とスタッフがやってたときを思った。
…………………………
「…………でェ、お家の周りィ、走ってからァ、またァ、お家戻っちゃってェ………シャワー浴びてェ………来てるのォ??ガッコォ??」
美穂が、レンタルシャワールームを敬遠するようになってからのジョギングを聞き、由香里は感心している。
「そうなのォ………今までよりィ、30分は早起きィ……!!」
少し腹ただしかった。
「でェ、ボン、キュ、ボン、のスタイルゥ、保っちゃってるんだァァァ!!偉ァい、美穂ォォォ!!」
夏休みが終わり、久しぶりに会う美穂の、カットソーにタイトスカートの躰がまじまじと由香里に見られている。
「ってェ、由香里だってェ………ボン、キュ、ボン、じゃなァいィィィ??やっぱジョギングゥ??」
乳房の発達こそ、美穂程ではないが、グラビアアイドル並の由香里の躰をまじまじと見返した。
「ジョギングゥ、やめちゃったけどォ………ビューティーマッサージィ、通ってるのォォォ!!」
由香里は得意げだ。
「なァにィ??それェェェ………エステェェェ??」
ジョギングもいいが、スタイルを維持するにしても、やはり楽をしたかった。
「そうゥ、最近ゥ、Gに出来たとこォ………マッサージィ、勿論ゥ、女の人ォ………行ってみるゥゥゥ??」
美のこととなると、若い娘の警戒は緩くなってしまうもので、美穂は二つ返事をする。
…………………………
邦生は、経営が危うくなったレンタルシャワールームを売却し、レベルの高い若い娘が多く往来するGでエステ紛いの、
《ビューティーマッサージ》
を開店していた。
(………エステで痩せる、なんて、要はマッサージで血行がよくなって…………代謝、上がって痩せるだけ………)
だから、基本的なストレッチ(筋肉を伸ばすので、後で血行がよくなる)や、体操などを教えるに過ぎない者が、
《カリスマ〇〇》
に祭り上げられるのだ。
(それにいい娘の裸ァァァッ!!)
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