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365章:春菜の周辺・ジョギングゥ、危ない訳ェ??
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365章:春菜の周辺・ジョギングゥ、危ない訳ェ??
「ああ、そうそうゥ………まだジョギングゥ、しちゃってるゥゥゥ??」
出し抜けに優子に聞かれた。
「??しちゃってるわよォ、毎日じゃァないけどォ??」
ほっそりしたスタイルを保つため、食事制限が嫌な春菜は、ジョギングを続けてるが毎日ではない。
(だってェ………毎日だとォ……)
秘かに誇らしく思っている美しく発達し、張り詰めた乳房が、小さくなってしまうような気がしていた。
「優子はァ、やめちゃった訳ェェェ??」
そもそも優子に勧められ、始めたジョギングである。
「そうゥ、ジョギングやめちゃってェ………代わりにジムに行くことにしちゃったァ………」
新鮮な腿を動かし、男の目がないので、無造作に脚を組んだ。
「だってェ、ジョギングゥ、朝か晩ゥ………人の少ないィ………しかも暗い時間にするでしょうゥ??」
優子の言いたいことがわかってしまう。
「………確かにィ、女の子一人でェ………怖いってェ、言うかァ………無防備だけどォ……」
さほど気にしてはいなかった。
「わりとォ、ピッタリしたカッコでしちゃうでしょうゥ??ジョギングゥ………ボディラインとかァ、オッパイやお尻の形ィ、出ちゃうしィ………??」
少し青ざめ、ミニスカートの中で、優子がお尻をモゾモゾさせているのが分かる。
「男の人にィ………尾行(つけ)られでもしちゃった訳ェェェ??」
乳房の発達こそ春菜程ではないが、優子は間違いなく美人女子大生であった。
「ソッ、そうゥゥゥ!!………もうちょっとでェ………危ないとこだったわよォォォ!!」
「ッ!!そうなのォォォ!!」
半ば冗談で聞いたのだ。
(優子の勘違いだったらいいけどォォォ??)
そう思ったが、自身や優子に限って、自意識過剰な勘違いなどあり得ないとも思った。
「ほらァ、S女のォ、ちょっと離れた寮の辺りィ、あるじゃァないィ??」
二人共、自宅から通っているが、地元だけにその辺りには詳しい。
「夜走っててェ、たまには違うコースゥ、ってェ、思っちゃったのォ………」
寮の周りには茂みや林が多く、街灯で照らされるのはS女子大から寮の帰路だけであった。
「あんなとこォ、夜ゥ??」
時折、コースは変えるが、春菜が避け続けた場所である。
「………優子の足音しかなかったのにィ……急にィ、他の人の足音し出しちゃってェ……!!」
足を速めてしまった優子は息が切れてしまい、ウォーキングに切り替えたらしかった。
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