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306章:女の子なのにィ、女医さんじゃァ………?? (1/1)

306章:女の子なのにィ、女医さんじゃァ………??

真由の、

《相談と血液検査》

だけを聞いた綾子は、力が抜けるようだった。

「でもォ、お医者さんゥ、って言ったってェ、男の人にィ…………お生理とかァ、オリモノとかァ………話しなきゃァ……いけない訳ェェェ??」

緩んだ腿を再び閉じてしまう。

「じゃァ、女医さんゥ、担当してもらえばいいじゃなァい??」

綾子は複雑な気分になった。

歯科医であった父が、ことあるごとに

《だから女医なんて駄目なんだ》

と吐き捨てていたのを思い出す。

「………女医さんゥ、いいけどォ………ちょっとォォォ??」

頑固であった父の考えを無意識に受け継いでしまっていた。

「なァにィィィ??女医さんじゃァ、信用ゥ、出来ない訳ェ………綾子ォ、女の子なのにィ??」

今度は真由が不思議そうである。

(男の人に女の子の躰のことォ、話すのォ、ヤだけどォ………)

若い経験不足の女医などに、無責任な診断されることはもっと嫌だった。

父が女医嫌いであったのも、

《女医は無責任、いじくっておいて、手に負えなくなると、大病院(おおきなところ)に押し付ける!!
もっとも、今の若い男の医者も同じだが………!!》

に尽きる。

(あんなァ、青筋立てちゃってたものォ………)

怒りっぽく変り者で、大学とのパイプも人脈も持たなかった父は、綾子が12歳のとき、卒中で亡くなっていた。

「ヤだけどォ、やっぱ、男の先生に相談するゥ…………」

決めてしまう。

「ッ!!そっかァ…………おじさん、女医嫌いだったわねェェェ??」

真由は近所に住んでいることもあり、幼い頃から綾子と遊び、しばしば、父とも接していた。

…………………………

(やっぱ緊張しちゃうゥゥゥッ!!)

《〇〇レディースクリニック》

の個室で、綾子は腰掛けた固く腿を閉じている。

(個室ゥ、いいけどォ………)

他人の目に曝されないのはいいが、男の医師と二人きりになる不安があった。

「今日は、〇〇綾子さん、16歳で、オリモノが気になるんだねェ!」

突然、入って来た年配の医師に明るく言われてしまう。

「…………今日はァ………まあァ、そうなんですけどォ………」

口ごもったが、男と言っても年配だけに安心感があった。

「月経は順調ですか?」

初対面の人には、職業・老若男女を問わず、まず、発達の素晴らしい乳房を見られてしまう。

(お医者さんでもォ??………そんな目立っちゃうゥ??)
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桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy

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