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266章:理事長室ゥ、ってェェェ??
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266章:理事長室ゥ、ってェェェ??
恵も当惑しているようだ。
「前のォ、お婆さんの理事長(せんせ)ェ、理事長室ゥ、使ってたはずじゃないィ…………同じところォォォ??」
恵は考え考え言った。
「…………だからァ………どこォ??理事長室(それ)ェェェ??」
前の理事長など、入学式の時、一度見ただけである。
「…………そう言えばァ、わかんなァァァい………」
「困るじゃなァァァい………!!」
恵や他の面接を受ける娘達と困惑していると、追加の掲示が貼られた。
「…………こんなとこォ………あったっけェェェ??」
古い本館の、一番端の最上階である。
(盗撮ゥ、あった本館《とこ》のォ………)
真上の最上階であった。
「今度の理事長(せんせ)ェ、こんなとこにィ…………作ったのよォ………」
恵も意外そうだ。
本館は旧館ともいい、
《宗教》
を含めた一般教養科目に主に使われていた。
古い分、校内の三つの和式トイレは全部、この本館にある。
(本館ゥ、ってェ、1年のときィ…………)
ほとんど一般教養科目の1年時は、本館であった。
(ッ!!ということはァ………1年の娘ォ、ばっか狙ってェェェ……………和式トイレの盗撮ゥゥゥ??)
《宗教》
以外、専門科目ばかりになった2年の現在、本館の和式トイレを利用したことがない。
璃穂がそのトイレを利用したのも1年のときのことであった。
「ちょっと璃穂ォォォ………??」
恵につつかれ我に返る。
「ンッ、アァ、メグゥ……??」
「理事長(せんせ)の面接ゥ………ヤなのォ、わかるけどォ………明日よォォォッ!!」
二人共、掲示板の前の長椅子に腰を掛けてしまっていた。
ピッタリと合わせた腿からお尻の肉感が強調され、ウェストがより細く縊れて見えている。
恵はまた、身をよじらせるように、お尻ごと腿を動かしていた。
「メグゥゥゥ??
やっぱァ、嫌ァねェ………??」
恵が理事長との面接を嫌がっていることがわかる。
「…………嫌ァァァ………だってェ、なんかァ………エッチなことォ、されちゃいそうゥゥゥッ!!」
(…………やっぱァ、メグもォ…………そう思ってェ………??)
璃穂も全く同感であった。
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