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265章:理事長(せんせ)のォ、面接ゥゥゥ??
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265章:理事長(せんせ)のォ、面接ゥゥゥ??
夏休み前に、璃穂は理事長の面接を受けることになってしまった。
英文学科のK女子大の大学院に入るためである。
(一年の時ィ、希望願書出したけどォ………なんでェ、今から面接な訳ェェェ??)
大学院進学までは3年もあった。
璃穂がいくら美しい娘であっても、K女子大のような文系大学出身女子の就職先など、たたが知れている。
しかし、英文学の修士・博士となると話が違って来ると判断し、女子大進学時に大学院への希望願書を出していた。
「ンッ、アァ、面接ゥ??…………璃穂もォ??」
恵に言われる。
「…………おかしくないィ??今ごろォ??………だってェ、大学院までェ、3年もあるのよォ………??」
「ウゥゥゥン、変だけどォ…………理事長(せんせ)ェ、代わったじゃァないィ………それにィ、希望願書ォ………1年のときィ、出した娘ォ、皆ァ、面接するみたいだしィ…………」
璃穂は面接が嫌なのでなく、理事長が嫌なのであった。
「…………そうゥ??でもォ、あの理事長(せんせ)の面接でしょうゥ、なんかァ………」
(エッチじゃないィ、あの理事長《せんせ》ェ…………)
璃穂の言いたいことは恵に通じたようだ。
「アァ、あの理事長(せんせ)ェ、嫌よねェ、なんかァ、エッチでェ………ッ!!」
恵は鼻に皺を寄せた。
恵は璃穂とはタイプが違い、乳房の発達も璃穂ほどではない。
が、まず文句なしに美しい娘で、璃穂から見てもウェストから腰、腿のボディラインが見事であった。
「やっぱメグもォ??そう思ってたのォ…………??あの理事長(せんせ)ェ、朝の挨拶ゥ…………ッ!!」
親友の恵に同意され璃穂は心強い。
「やっぱ璃穂もォ??…………きっとォ、綺麗な娘ォ、ばっかァ、挨拶してェ、エッチに見てるのよォ、脚とかァ、お尻ィ、胸ェ………ッ!!」
「ヤァァァンッ、嫌ァねェッ!!」
意見は一致したが、面接をボイコットする訳にはいかなかった。
…………………………
面接の順番と時間、場所が発表される。
(ヤァァァッ、メグゥ、一番最初なのにィ………璃穂ォ、一番後な訳ェェェッ??)
璃穂は清楚な美貌を曇らせた。
しかも、最後は結構遅い時間帯になってしまう。
それに場所だった。
「メグゥ………理事長室ゥ、ってェ、知ってるゥ………??」
少なくとも璃穂は行ったことがなく、どこにあるかも知らない。
「サァ………そう言えばァ、どこにあるのォ、理事長室ゥ??」
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