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259章:男共が見ながらするのォ??オナニィィィ??
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259章:男共が見ながらするのォ??オナニィィィ??
璃穂が15歳のとき、初めて実物を見た男の液。
女子高生時代、三回、制服のスカートにかけられた男の液。
12歳の弟の幸夫が、こっそり、姉である19歳璃穂のパンティを汚していた男の液。
それらの液をまとめてかけられた気がした。
「…………そうゥ、エッチネットなんかにィ、よくゥ、投稿する人ォ、いるからァ……………そんな写真見てェ、してる男も多いらしいのォ…………!!」
恵は羞恥と嫌悪が混じった顔になっている。
「そんな写真ゥ、見てしてるゥ、ってェ…………何してるのォォォ??」
《してる》
が、何をしているか、璃穂はわかっていたが、それでも恵に聞いてしまった。
「…………何してるのォ、ってェ…………ソッ、そのォ…………もうッ、わかるでしょうゥ、そんなエッチな盗撮写真ゥ、見てェ、オナニィ、してるのォォォッ!!」
恵の顔が紅潮する。
「…………やっぱァ………」
二十歳前の娘が口にし辛い、
《オナニー》
と言う言葉を言わせてしまった璃穂は少し気が咎めた。
性に対する羞恥と恐怖に、未使用の19歳の性器が熱くなる。
腰掛けたまま、丸く発達したお尻をモジモジさせた。
恵も同様らしく、ピッタリ合わせた腿を動かし、身をよじるようにしている。
同じ若い娘である璃穂が見ても、ミニスカートの中の、お尻の肉感をたっぷり感じさせる動きだった。
「…………メグゥ、お尻と脚ィ、スッゴク魅力的ィ………」
《オナニー》
と言わせてしまった罪悪感もあり、言ってしまう。
「ッ!!突然ゥ、なァにィ………!!」
恵は面食らっていた。
ほっそりした恵の足首から膝、豊かな腿からお尻、縊れたウェストを目でたどる。
「だってェ、本当ゥ、女の子から見てもォ…………美味しそうゥゥゥ…………」
「オッ、美味しそうゥ、ってェ…………やめてよォォォッ!!スケベオヤジみたァァァい、璃穂ォォォッ!!」
二人の若い娘の和やかな笑い声が弾けた。
盗撮のことは吹き飛んだようになっている。
(………《美味しそう》ゥ、じゃァ、確かにィ、スケベオヤジみたァァァいッ!!)
何故そんな言い方になったのか分からなかった。
(エッチサイトとかァ、載せられちゃってェ……………オナニィされてェ、イッパイィ、射精《だ》されちゃったってェ…………)
別に実害がある訳ではない。
美しい娘に付きまとい、絡み付く不可視の男共の性欲に過ぎなかった。
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