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212章:男性器(あれ)ェ、擦りつけるのォォォッ??
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212章:男性器(あれ)ェ、擦りつけるのォォォッ??
春菜のサドルを、ベトベトに汚した犯人は、さらに詳しく話していた。
「ハァハァしながらァ、春菜のサドルゥ、匂い嗅いだりィ、ペロペロ舐めたよ、ってェ、言う訳ェ………ッ!!」
春菜は、友莉に話してしまいたくなったらしく、まくし立て出している。
「………でェ、春菜ちゃんのサドルと思うと………ってェ………スッゴク、エッチなことォ、言うのォ………ッ!!」
春菜は赤くなっていた。
(春菜ァ、そんな気持ち悪い電話ァ、全部聞いちゃったのォォォッ!!)
春菜も腿を固く閉じているが、友莉も生脚の腿に力が入ってしまう。
「…………スッゴク、エッチなことォ、ってェェェ??」
友莉は春菜に促してしまった。
「………ソッ、そのォ、男の人の勃起(お)っきくなっちゃってる性器(の)、春菜のサドルゥ、擦りつけてェ…………何度も何度も………ッ!!射精(だ)しちゃった、ってェェェッ!!」
(ッ!!男性器《あれ》ェ、擦りつけるのォォォッ??)
嫌悪に16歳の未使用の性器が熱くなる。
「………だからァ、友莉ィ、サドルだけェ、なくなってたんでしょうゥ………その犯人もォ………そのォ、友莉のサドルでェ………」
「ッ!!嫌ァァァッ!!」
自身のことになって、愕然とした。
制服のブラウスをはち切れそうにさせている乳房を震わせる。
(ヤダァァァ………おりものォ………)
性器の入口に感覚があった。
16歳の未使用の女性器は敏感である。
嫌悪や羞恥を感じると、熱くなったり、ナプキンを濡らしたりしてしまっていた。
友莉にとって未知である性的興奮時の女性器の液とは違う。
経血でもないそれは、若い娘にしかわからない、
(おりもの)
としか、言いようがない、娘そのものの分泌物であった。
(………このナプキン、安心………)
高性能のナプキンが瞬間的にそれを吸い込み、アッという間に不快感をなくしてくれる。
が、自然に丸く発達したお尻をモジモジさせてしまっていた。
春菜も同様にしている。
「…………!?」
少し赤らんだ美貌を見合せた。
「よそうよォ、こんなァ………なんか………」
(なんでェ、こんなエッチな話ィ、なっちゃった訳ェェェ??)
友莉は自身が自転車のサドルの話をしだしたことを忘れてしまっている。
「友莉ィ、もうすぐ授業だしィ、行かない、トイレェェェ??」
(春菜もォ、やっぱ、おりものォォォ………)
思いながらトイレに向かった。
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