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201章:お家の外でェ、ブラしないなんてェ………
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201章:お家の外でェ、ブラしないなんてェ………
治験は明朝からである。
昨日は契約書にサインさせられた後、健康状態を問診され、血液検査のため、血まで抜かれてしまった。
(…………明日の朝からァ…………憂鬱ゥゥゥ…………麻友にィ、してもォ、電話ァ………)
したところで、
「そんなのォ、きっとエッチな治験ゥ、決まってるゥゥゥッ!!」
と、言下に反対されそうである。
(そのォ、ホワイトニングと癌の治験だからァ、エッチな訳ェ、ないわよねェェェ…………)
自身に言い聞かせた。
(…………ただァ、その場所ォ、オッパイかァ…………)
乳癌は日本国内で増えていて、その予防のため、一助になってくれ、と昨日、説得されている。
(………まあ、契約しちゃったからァ………)
楽天的に思い、明朝からの治験に備え、寝てしまっていた。
…………………………
治験を受けるべく、早朝、T大の研究棟の一室に出向く。
挨拶を交わした後、血液検査の結果を聞かされた。
その後、ホワイトニングの薬品を歯に塗布される。
可視光線と称する青い光が口腔内に照射された。
「…………その御洋服、お似合いですけど、治験の服に着替えていただきます。」
有無を言わせない口調で君山に言われてしまう。
このことは昨日、説明を受けていた。
女性更衣室に案内された唯美は、まず、
(治験の服)
を調べてみる。
(………普通のォ、Tシャツ、ホットパンツゥ…………)
緑色の、被手術着のようなものかと思っていた唯美は、少し不安になった。
が、着替えはじめる。
春夏物のニットワンピを脱ぐと、ブラとパンティだけになった。
(ええ、っとォ、ブラァ、外さなきゃ、いけないんだっけェ………)
乳癌のことを調べるのだから、ブラをしたまま、という訳にはいかない。
が、自宅以外でブラを付けないことは抵抗があった。
(お家の外でェ、ブラしないなんてェ…………小学校以来よォォォ…………)
ブラを外す。
唯美の左右の乳房がブラのカップから解放された。
プルルンッ、と弾けるような感じで露になる。
上向きに反って発達した素晴らしい盛り上がりは、眩しい程に白かった。
可憐な乳頭はピンクを帯びている。
素早くTシャツとホットパンツを身につけた。
(ヤァァァン、半端なく、オッパイィ、揺れちゃうゥゥゥッ!!)
君山の
(講師室)
に向かいながら思う。
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