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184章:あんな男性器(の)、入れられるのォォォッ!!
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184章:あんな男性器(の)、入れられるのォォォッ!!
あたかも、気分的には、強引に貫かれたような感じである。
一度、電車内で見せつけられた、勃起仕切って脈動する、大きな男の性器が浮かぶ。
左右の乳房の素晴らしい盛り上がりを、両腕で、抱えるようにした。
ピッタリ閉じた腿に力が入る。
(あんな男性器《の》、入れられちゃうのォォォッ!!)
「強姦」・「レイプ」
と、言ったおぞましい単語を思った。
しかも、
「強姦」・「レイプ」
するような輩が、避妊具など、つける訳がない。
(………、ってことはァ…………ッ!!)
昨日、ドッキングワンピのお尻を汚した液が、
(胎内《なか》にィ、胎内《なか》にィ、イッパイ、射精《だ》されちゃうのォォォッ!!)
「強姦されたことによる妊娠、堕胎」
と言うものまで、おぞましくも浮かんでしまった。
(ッ!!ちょっとォ、ヤァァァン…………)
ナプキンの放つ甘い匂いと、16歳の性器の入口の現実的な感覚が、香織を引き戻した。
(おりものォ………)
最新型のナプキン、
「ス〇〇〇〇ド」
は、一瞬で多量に吸収してくれるので、そうそう取り換える必要がない。
が、性器の入口の辺りの肌のため、香織は睡眠中以外まめに交換していた。
(ヤダァァァ、エッチなことォ、考えちゃっててェ……ってェ、違うわよォォォッ!!)
性的な妄想に耽っていたことを慌てて否定する。
(性犯罪のォ、被害、受けちゃわないようにィ、考えててェ、…………っよォォォッ!!)
Tシャツの裾に小さな手を入れた。
(まとめ脱ぎィ、はしたないけどォォォ………)
ホットパンツとパンティに、その手をかける。
たちまち、下半身の部屋着とパンティに、スベスベした腿を滑らせた。
「ッ!!」
背後から羽交い締めにされている。
悲鳴を上げようとする口を、男の手で塞がれた。
「ッ!!ウッ!!ッッ!!」
裸のお尻に当たってるものが、その割れ目に入って来ている。
「ウッ!!ッッッ!!」」
気味悪い硬さのコーラ瓶のようなそれは、脈打っていた。
「ッッ!!ウッッッ!!ッッ!!」
男の勃起仕切った性器であることが、わかってしまう。
猛烈に暴れるが、膝にホットパンツとパンティがかかっており、背後の男に、軽々とあしらわれた。
「エッチなことォ、しないでェェェッ!!」
口を塞いでいる男の手の隙間から叫ぶ。
ナプキンが落ちた。
お尻に当たっている男の性器が、今にも入って来そうである。
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