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3章:再会…そして…
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3章:再会…そして…
黒猫はトコトコ歩いては時々こちらを振り向く。
『…しかし…昼間から、スーツ姿で猫を追い掛けている俺って…かなり危ないヤツだょなぁ…』
それでも俺は追い掛ける事を止めず不思議な気持ちで黒猫の後ろ姿を見失わないように歩く。
―…ニャァ…ニャァ…―
黒猫は首輪の鈴をチリチリ鳴らして大きなお寺のに入っていった。
『―…寺?』
お寺は古い建物だったが手入れは行き届いていて、庭園なんかは見事なものだった。
そして、その奥にはお墓が広い敷地にずらっと並んでいる。
…さすがに入るのは気が引けたので引き返そうとしたが…俺の足が止まった。
墓石が並んでいる中に女性が1人…きっと墓参りに来たのだろう。黒っぽい服装に花と線香を手に墓の前にたたずんで…
…泣いていた…。
『―……ッ……。』
俺は罰当たりなことに、その横顔に見とれていた…
―…ニャァニャァ…―
先ほどの猫だろう姿は見えないが声だけ聞こえてきて…
その女性が振り向いた…。
…そして…
何度も…
何度も……
夢にみた…
色素の薄い長い髪…。
その下の意志の強そうな大きな瞳…。
白く綺麗な肌…
信じられなかった…
狂おしいほど逢いたかった…
『―…な…なみ…―』
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