ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

16章:トリッキーな客と私 (1/8)

16章:トリッキーな客と私

男はいつも安い時間帯に現れる。


なにやら文学をこのうえなく愛する男の名は夏目漱石。
何故、夏目漱石かというと文学にもかけたのだがヤシはいつも5000円未満の会計で一万円札を滅多に使わなかったからと言えよう。


意下、夏目


夏目は大層、キャストを困らせた。
何でも夏目は文学話を持ちかけキャストにそれについて問うという。


私はなんというムチャ振りをするのかとキャスト達の夏目話を聞いた。



キャスト達の夏目に関する愚痴はみんな同じであった。
夏目メモ

1 とにかく文学

2酒をハウスボトルでかぶ飲みしながら文学

3お触りしながら文学

4自慢話と文学

5万年フリーで文学

6毎日店の早い時間に来て文学

7メールも文学


兎に角、鬼文学ヲタなのであろう。


私は文学をこのうえなく愛していたから少し気になったがNo.1のレナさんも夏目の接客にはいつも手に汗握ると嘆いていたので私は気をつけなければと思ったものである。
207 /476

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ミズモノガタリ(仮) ©著者:ドロシー

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.