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2章:事件と私
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警察に着くと広すぎて何が何処にあるかさっぱりわからない。
というより何て言って龍の所に辿りつくか分からない。
仕方なく一連の事を警察の方に伝えてようやく龍と面会できた。
ドラマでよくやってる透明な板の向こうに傷だらけの龍が居た。
力なく龍は『ごめん』と言った。
数分の面会時間が終わり彼は何時出れるのか?
と警察の方に問うと裁判が終わる迄です。
と言われた。
裁判の判決の結果次第だか前科がついてしまう可能性も否めない。
龍には身寄りが無い。
弁護士をつけるお金も無いし何より引っ越しをしたばかりで家賃が高くなってしまった。
どうしよう...
どうしよう...
どうしよう...
親には心配をかけたくない。
私はバイトの掛け持ちを決めた。
そうキャバ嬢。
それしか無いんだ。
龍の為と
生活の為に頑張ろうと心に決めた。
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