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6章:影
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6章:影
―――三ヶ月前
「あぁ、愛里ちゃん……ハァハァ………もぅ、もぅイクよっ………うっ…っ!」
カーテンを閉めきった、薄暗い部屋。
足の踏み場もない位、ゴミや衣服が散乱している。
…………この前ママが掃除してくれたばっかりなのに、また汚くなっちゃったなぁ。
……………はぁ〜それにしても…
いつも愛里ちゃんは可愛いなぁ。
あんなに感じちゃって……僕にはわかるんだ。愛里ちゃんは、僕の事を愛してるって事が。
その証拠に、彼女から特命を受けてる。
「誰にも内緒だよ?ひろくんだけに教えるんだからねっ。」
紙に書かれたのは、愛里ちゃんの携帯番号とアドレス。
「えっ、あ、愛里ちゃん…かけていいの?」
僕はちょっとびっくりしたけど、わかってたんだ。
こうなる事が運命なんだってね。
「うん、ただ…周りの人にバレたら大変だから出れない時もあるけど、必ずかけ直すから……ねっ!」
僕は帰ってきてすぐにメールをした。
【愛里ちゃんへ】
今日もお仕事お疲れ様(^-^)
愛里ちゃんのたくさん感じてる顔といっぱい濡れたアソコを思い出したら、また僕のが大きくなっちゃった(>_<*)これからまた一人でエッチしちゃいます。愛里ちゃん、愛してるよ(*^-^*)/
僕の電話は090-**05-***3いつでもかけていいからね。
―――よしっ、送信!
一時間ほどしてメール音が鳴った。
【ひろくんへ】
今お仕事終わりました☆
今日も疲れたょ〜(>_<)でもでも、大好きなパパとママのためにがんばる!応援してね☆
そだ!さっきも言ってたけど、ひろくんにお願いがあるの。
今度お休みの時に会えないかなぁ?お返事待ってます('◇')ゞ
――――僕はすぐメールの返信をした。
【Re:ひろくんへ】
僕はいつでもOKだよ!!じゃあデートだね!ドキドキするなぁ!愛里ちゃんはいつがいいの?
――――五分もたたない内にメールが届く。
【ひろくんへ】
ありがとぉ♪
ぢゃぁ、明後日で♪
ひろくんはカメラ持ってたよね?一眼レフの。それとビデオカメラを持ってきてほしいの?イィかなぁ?
待ち合わせ場所と時間は、また連絡するね♪
でゎでゎ(^∪^*)/
愛里も愛してるょ♪
―――一眼レフ??ビデオカメラ???なんに使うんだろ?
まあいいか。
うふふ…楽しみだなぁ。
………そうだ、ママにお小遣いもらわなきゃ!
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―深愛―果てにあるもの ©著者:まいん
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