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15章:氷の言葉
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ELLEのオーナーもそんな私を心配してくれた。
「マミちゃん、怖い人と付き合ってるの?僕、たぶんマミちゃんを助けてあげられるよ?」
オーナーの言葉は涙が出る程嬉しかったけれど、私はただ笑って
「大丈夫です」
と答えるしかなかった。
だって私はシャブ中。
薬をやってる限り、誰にも相談できないし、誰にも救いを求められない。
警察にだっていけない。
誰にも知られちゃいけない秘密だから。
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