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10章:拾ってくれた神 (4/5)


名前は前の事務所の時と同じ、マミ。



幸いリカさんにイジメられる事はなかった。



ただ、出勤の時間をなるべく女の子の少ない深夜にした。
だいたい夜10時から朝の5時まで。



遅番の電話番の河野さんはそんな私に単価が高く、割の良い、シティホテルでの仕事を多くまわしてくれるようになった。



「マミちゃんにあげたい良いお仕事が入ったから、ちょっと早めにおいでよ」
内緒でそんな連絡をくれる事もあった。



シティホテルでDCを呼ぶお客さんは余裕のある人が多かった。
ハイクラスのホテルほどその傾向が顕著だ。



ガツガツしていない。
「一緒に夜食でも食べる?」
と延長をしてルームサービスを頼んでくれるお客さんもいた。



深夜だけあって指名の本数こそたかが知れているが、私は河野さんのお陰で何とかこの業界に踏みとどまれていた。

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その先にあるもの。 ©著者:mimi

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