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5章:侵入者 (1/2)

5章:侵入者

「誰だ!」
『冷静に相手の動きや目的を知る。』
一瞬の出来事だったが、ノヴァールは臆することも慌てることもなく対象した。

「ツッてててて。あーぶねあぶね。」
窓を突き破って来たのはやはり人だった。
「何者だ?ここへ何の用だと聞いてんだよ。」
さらに警戒がキツくなるノヴァール。
「んー、別にぃ。ん?これあんたの趣味か?」
そう言われ男の指差す方へ目を向けると、先程用意した服を見られてしまった。
「ばっ、馬鹿野郎。違う、誤解するな!」
少し恥ずかしそうに答えながらも、王子と言う立場と仕事柄バレる訳にはいかない。
「まっ、俺には別に服とか関係ねぇけどなっ!お前、この国の王子か?」
男はいきなり鋭い視線で聞いてきた。

『こいつの目的は僕か、それとも金か何かか』
そう思いながら、一言答えた。
「王子だ。」
『最善の策は僕自身が目的だと有難い。』
心の中では思っている。
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白と黒の王子 ©著者:ティピぃ

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