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4章:小さな運動会
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俺達は、1番のフラッグの下に座って、待っていた。
俺「蓮、大丈夫か?」
蓮「うん。とおちゃん速いな」
俺「皆で、取った1番だな」
蓮「バァバ大丈夫?」
母「大丈夫よ」
そして、隣に座る、
健ちゃんパパに話し掛けられる。
健パ「いやぁ速いじゃないですか?」
俺「そうですかね」
健パ「次は、勝ちます」
右拳を突き出す健ちゃんパパ。
勝手にやってろと俺は、会釈をして退場口に、
向かった。
奈緒の元へ戻ると、右手でハイタッチをした。
奈緒「さすが、勇ちゃん」
俺「楽勝」
奈緒「でも、本腰でやり過ぎ」
俺「へいへい」
そして、お昼になると、皆で、お弁当を食べた。
俺は、園の外に出て、
たばこに火を着けて、
食後の一服をしていた。
そして、保育園に戻ると
ボンボリンを持って、
蓮が、皆と踊っている。
俺は、カメラを回して、我が子を撮っていた。
俺「蓮〜こっち見ろ〜」
大声で声を掛ける。
蓮は、踊りを無視して、
俺に手を振る蓮。
俺も蓮に手を振る。
親も本気になる
保育園の運動会。
お腹の子が、運動会を迎える頃は、40歳越えかと考えていた。
まだまだ身体鍛えて、
頑張らないとなぁと思っていた。
北海道での蓮の初めての運動会に家族、皆で参加した。
2018年10月14日の出来事。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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