ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:初恋 (2/7)

夏休みを終えても、学校に行かず、左官屋とラブホのバイトに勤しんでいた。

左官屋週6ラブホ週4と結構ハードだったが、若さで乗りきった。

この日は外構の仕事の為、1本9㌔のブロックを両手に4本持ち、何度もトラックを往復し運びまくった。

仕事を始めた時は、筋肉等、大して無かったが1ヶ月程で身体にも変化が出てきていた。
あれだけ毎日、起きる度に軋んでいた筋肉痛も無くなり、仕事への意欲が湧き、次々と色んな現場に行ける事が楽しくなっていた。

親方「勇次あがんべや」

俺「うす」

この頃から、名前で呼ばれる様になり少しは、親方も俺の事を認めてくれる様になっていた。

親方「勇次、今日給料渡すからよ」

俺「了解っす」

親方「今日、夜暇か?」

俺「ラブホないんで寝るだけすっね」

親方「そんなら、家にあとで迎えに行くから、晩飯食いに行くべや」

俺「了解っす」

やりぃ、1食分浮いたぜと俺は喜んだ。

左官屋を出てチャリで、家に向かう、途中声を掛けられる。
亮と和也だった。

亮「勇次、なんだその格好?」

俺「ユニフォーム(笑)」

和也「働いてんのか?」

俺「まあな」

和也「皆心配してるぜ」

亮「たまには、学校来いよ」

俺「同情するなら金をくれってか」

亮「冗談に聞こえないんだけど」

俺「その内、学校にも行くよ。それと働いてるの秘密な」

二人に別れを告げ家に戻った。
風呂に入りながら、考えていた。

俺「学校かぁ」

そう言って、湯船に顔を沈めた。
38 /1041

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

wild flower ©著者:ダディ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.