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4章:中学1年の夏 (2/4)

暑い夏、朝練は朝6時、熱の籠った体育館は、サウナの様に暑かった。

男バスと女バスでコートを半分ずつで体育館を使用していた。

男バスは、毎年1回戦敗退の糞みたいなチームだったが、女バスは、全国にもあと一歩という強豪だった。

髪も少し伸びてきて、最近のあだ名は、モンチッチだった!

女の先輩からは、可愛いと可愛がられ始めていた。

成長期特有の関節の痛みもあり、バスケも見学していた。

見学中も座りながら、壁にボールを当て、パスの練習をしていた。

すると同じクラスの美和に話し掛けられる。

美和「パスなら私と一緒にやろうよ」

俺「女バスだろうが、お前とやってて変な噂経ったらめんどい」

美和「あっそう」

ウブなシャイボーイの精一杯の強がりだった。
声を掛けられ嬉しいのに変なプライドが邪魔をして、格好つけて突っぱねるそんな俺がそこには、居た。

土曜日、昼間になり、皆弁当を広げる。
俺は、コンビニで買った弁当を食い始める。

回りの同級生がいいなぁと見てくるが、俺からすれば逆だった。
母親の弁当程愛情が、籠ってる弁当は、無いのだから

コンビニの味気ない弁当程おかんの居ない現状を痛感させる物は、無かった。

美和「なんでセブンの弁当なの?」

俺「おかんが去年死んだからな」

美和「ごめん何か変な事聞いて」

俺「別に」

そして部活の時間になり俺は、顧問の島の脇に腰掛けた。

島「暑いなあ、川田」

俺「ですね」

島「ポカリ買ってきて」

金を預かりコンビニへ向かうポカリを買い戻る。

島「Thank You」

ポカリをグビグビ飲む顧問の島を部員全員で睨む。

島「おらっ!まだ練習中だ、水なんかまだ飲めねーぞ」

この時代は、熱中症等取り上げられてなかったので、根性論で顧問は、部員を説き伏せた。

島「水なんか飲みてーのは、根性ねーからだ」

ポカリ片手によく言うよこのおっさんもと俺は、とばっちりが来ないようにうちわで扇いでいた。
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wild flower ©著者:ダディ

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