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5章:5殺「夢の続き」
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一方、その頃もう一人の疾風は案の定、彰仁のマンションに連れていかれた。
「疾風、やっとお前を捕まえられたぜ!残念だったな。俺は夜、弾き語りしてるからお前が出てくるのを待っていた。」
と渚憂は疾風にニヤリと笑ってこう言った。
「疾風、君を探していた。僕の大切な人を殺したしこの世界に魔物を送り込んだのも君だろ!?操り術師だから簡単に魔物を操り殺人能力者たち以外の一般市民を殺してるのか!?」
とレブナントは怒りを露わにしている。
「……疾風、答えてもらおうか。そして結城と諒のことも知ってるみたいだしな。」
と冷静に彰仁は疾風に問いただした。理王と未叉樹が口を挟もうとしたとき、疾風は諦めた表情で口を開いた。
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