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2章:2殺「興味を示すもの」 (8/8)

「牧夫おじさんと言う人の情報は知らないが、僕は確かに過去に櫟田 疾風と関わったことがある。でも、櫟田 疾風は「旅に出る」と言って異世界に帰ってきていない。あの人は確かに君の父親を溺愛していた。君の父親以外興味を示さなかったからね。次元の歪みの原因がもし、あいつにあるとしたら君たちはどうしたい?実は、僕も異世界で大切な人を彼に殺された復讐でこの世界に来たんだ。だから、よかったら僕を君たちの仲間にしてほしい。裏切ったりしないから。」

その言葉に偽りはない目付きで4人を凝視した。

「……大切な人を殺した復讐で、この世界に来て俺たち殺人能力者に興味を示したわけか。レブナント、いいだろう。渚憂、理王、未叉樹、そして颯良、こいつを仲間に入れても意義はないな?」

クールに4人を見つめるリーダーの彰仁に誰も逆らうことはできない。異世界の人間を仲間にするということは初めての経験だが、少しでも、颯良の父親の真実と、もう一人の疾風の行方を追う為なら、1人でも加勢してもらった方が助かる、と颯良は思った。

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殺人ゲームU ©著者:霞夜穢月

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