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10章:人生で初めてモテた。 (2/5)

新人スタッフはヒロと呼ばれてた。


第一印象は特にない。


あぁ新人ね、よろしくメイズです、、みたいな感じだった。



でも私が行くとヒロは他の席をほったらかしてると店で噂になりだしてたらしい。


特に席は決まってなくみんな順番に付いて喋ってって感じだし、そんな噂なんてあるの?って半信半疑だったけど、女の執念って言うか、よく見てるよね。


私の近くにヒロが来ると急に泣き出す女。
私が店に行くと急にヒロにビールを勧める女。
だんだんヒロへの関心が私の監視みたいな状態になっていった。


女の敵は女なんだよね。


ヒロが私を好きならば、自分がヒロに好かれる努力をすればいい。


でも彼女たちは私が店に来ない事を願う。


そのうち私が店に行くと店がちょっとシーンとなるようになった。

私とヒロの会話を聞くために。
聞き耳を立てられてることぐらいわかるよ。


ヒロもあからさまに私への好意を出すようになってた。
酔っ払って「メイズ〜!帰らないで〜!」とマイクで叫んだことで疑惑が確実になってしまった。



人生で初めてモテて嫉妬の視線を浴びた。

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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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