●おさらい●


良く分からない方の為に少し書きますよ、知ってる方は適当にみてください（笑）






まず、採点は技術面を表すトータル・エレメンツ・スコア(技術点)
と

芸術面を表すプログラム・コンポーネンツ・スコア(演技構成点)の2つから成ります。




何のこっちゃ？？って思うよね、確かに他の競技とは違い採点方法は難しいです。





ジャンプに限らず、ステップ、スピンを含めたすべての要素が「基礎点＋出来栄え点」で評価されます。

出来栄え点は「±０」を挟んで「＋３」から「−３」までの７段階評価で、要素（技）ごとに与えられる出来栄え点が定められています



※ルールは、毎回オリンピック後にルール改正されますが、それは後々書きたいとおもいます。

　




先ずは、トゥループで以下に説明してみます。



３回転で「＋３」評価を得たら、出来栄え点は２．１点もらえます。基礎点は４．３点ですから、最高得点は６．４点になります。


一方、４回転で「＋３」評価を得たら、３．０点の出来栄え点をもらえます、基礎点は１０．３点ですから、最高得点は１３．３点になります。


基礎点だけの時と比べて、出来栄えでさらに得点を伸ばせる仕組みになってます、ですから質の良いジャンプを跳べるか？ってところが重要なのです。




４回転ジャンプは大きな得点源になりますが、無理を承知で得点稼ぎのためだけに挑戦するケースを防ぐための措置も取られています

　

２回転、３回転ジャンプでは、プラス評価とマイナス評価は対称の関係にあり、たとえば、３回転トウループの「＋３」評価の出来栄え点は２．１点なので、「−３」評価の出来栄え点は−２．１点になります。



ところが、４回転トゥループの「−３」評価は、−３．０点ではなく、−４．０点に設定されているので、より厳しい査定となります



１回転倒すれば自動的に総合点から１．０点引かれるルールもある為「４回転トゥループで転倒した場合」は「基礎点１０．３点、出来栄え点−４．０点、転倒減点−１．０点」で、実質５．３点になります。


これは、３回転トゥループを完璧に決めた場合の得点６．４点を下回ります。





ここまでは理解した？？（笑）