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10章:なして『虐待はあかんのか』という問題について語りたい
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や、でも。
でも、チカちゃんがしたことを正当化するつもりはありません。
そこまで私も仏にはなれない。
したことはしたことだし、チカちゃんを好きか嫌いかで聞かれたら
『うん。あんまり関わりたくないよね』
『え?何があっても子供はチカちゃんには預けないよ。だって殺すでしょ、あの人』
とか、思ってました・・・我が子が小さい頃。
言い方は悪いけども、私は自分のこの意見を間違えてると思ったことはないし
もう我が子は育ったけれども
孫のソラちゃんをチカちゃんに預ける選択肢は絶対にありません。
あの時は・・・なんて謝られても事実は消えませんもの。
虐待という、負の連鎖は何処かで誰かが絶対に止めなければならない。
『私は虐待されていたから愛し方を知らない』
そう言う方もたまにいます。
でも、それ言い訳でしょ?
そう思うけれども、私にはなんにもできない。
だから、口もだせない。
ひとつだけいえるのは、何十年経っても虐待された人間はそれを忘れることはない、ということ。
体の傷より心の傷、なんていうけれども
私に刻まれた体の傷も消えてはいない私。
虐待、って。
関わった全員が傷つく行為。
虐待・・・なくなるのはいつなんでしょうね
全ての愛されるべき子供達が
今この瞬間、健やかに眠っているといいな・・・と
本当に思います。
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