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1章:白菜くん。
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『先生は、その時みんなに囲まれて笑っている白菜くんに親しみを込めて言ったんです。』
ほう、何をだ
『楽しいわね、白菜くん。』
言っちゃうんだ、言っちゃったんだ、白菜くんて。
段々と身を乗り出すおかん。
なんだか、とってもそれはあかんのではないだろうか?
という気持ちの少女おかん。
あだ名、ってぇのは
ある程度仲良くなってから、それもみんなから意味を聞いてからとか
どうしてこう呼ばれてるのかとか空気を知ってから初めて呼べるものであって。
突然教師からあだ名で呼ばれたら普通はキョドると思うんじゃなかろうか?
なんていう、不安は的中。
『白菜くんは、悲しそうに私を見て・・・泣いたんです。』
なんだとおう?
泣いたのか、いやなんで泣いたんだ!
たかが白菜。
世の中にはモヤシというあだ名もいるし、なんならブタゴリラとかいう八百屋の息子もいるのに!
(アニメのお話し)
それはともかく、それでどうした白菜くん。
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おかんの戯れ言徒然日記 ©著者:虹色そら
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