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10章:不夜城のモルフォ蝶「九条 瞳」の誘い (1/13)

10章:不夜城のモルフォ蝶「九条 瞳」の誘い

初日の面談が終わり、教室で一息ついていた時だった。

大和「やっと一日目が終わりましたよ。

青沼のお母さん、PTA会長でうるさかったから小島先生がいてくれて本当に心強かったですよ。」

初日最大のハードルをくぐり抜けた大和先生が、安堵の表情を浮かべて話しかけた。

小島「まだまだ面談は長いですよ。

最後まで頑張りましょうね。」

そんな彼に発破をかけると、彼は何かを思い出したかのように、背筋を伸ばして私に向かい合った。

大和「そうだ、小島先生、今夜空いてますか?」


小島「は、はい、大丈夫ですが。」


大和「実は、去年に家内を連れていこうと予約したミシェラン五つ星の名店「ヨシ=トロイヅカ」の予約日が今夜なんですよ。

先週家内に電話してそのことを話したんですが、どうしても休みがとれなくて行かれなくなったって言うんですよ。

丁度二名で予約してありますので、もし良かったらと思って。」

世界的パティシエのヨシ=トロイヅカが自ら腕を振るうスイーツの名店は完全予約制で、予約も一年から三年待ちは当たり前だった。

スイーツ女子の私にとってここは憧れの店。

この棚からぼた餅のような話に、私は迷わず飛びかかった。

小島「わー!行きます!行きます!

一度行ってみたいと思っていたんですよ!

本当に私なんかでいいんですかぁ〜?」

子供のように目を煌めかせてはしゃぐ私に対して、小麦色の肌から真白い歯を見せて微笑む彼に胸を射とめられた気持ちにさえなった。

大和「そんなに喜んでくれて嬉しいですよ。

面談に付き添ってくれたせめてものお礼です。」


小島「ありがとうございます!

私、これから帰って支度してきますよ。」


大和「はい、自分はまだ明日の面談の段取りをつけなければいけないのでもう少し残りますが。

どうしましょうか? 20時にマンションにお迎えにあがりましょうか?」


小島「はい、ロビーのインターフォン鳴らして下さい。

それでは、今日はお疲れ様でした。

今夜楽しみにしています。」


大和「はい、お疲れ様でした。

では、20時に。」
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子

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