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10章:ラストシーン
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「昨日、ゼロの総支配人が挨拶に来てくれた。」
店休の日、綾哉はカレーの味見をしながら言った。
「そっか。綾哉にもお礼に行かなきゃって言ってたもんね。」
味がイマイチだったのか、何やらスパイスらしき物を足している後ろ姿を見て思わずニヤけた。
「優花ちゃんの事も怒られた。」
「そうそう、水族館で偶然会ってね。ビックリした、変わり過ぎてて。」
再び味見をしながら、綾哉が振り返る。
「ストレスで過食に走ってたからなぁ。
うちにはもう来てないけどさ、アイルにはまだ通ってるらしいよ。
貢が言ってた。」
テイラーに通ってない事に内心ホッとした。
「ねぇ、綾哉。
もうすぐ誕生日だよね?何が欲しい?」
「別にー。何もいらねーよ?」
あまり物欲のない綾哉からは、予想通りの答えが帰ってきた。
「あ、でもさ、今回ちょっといい時計買おうと思ってんだよね。
つきあってよ。」
ホストたるもの時計がステータスだとか。誰かに吹き込まれたであろう、そんな事をブツブツ言っていた。
綾哉は変わらず、毎月三鈴さんに送金している。
売れてるくせに、マンションは前のまま、特に贅沢な生活もしていない。
仕事関連の身の回りの物は、確かに以前より高価にはなったけど、派手に使っているようには見えない。
お金を稼ぎたいといって始めた水商売。きっかけは三鈴さんであっても、今もそれだけの為に続けているとは思えない。一体、何を目標に頑張っているんだろう。
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Addiction ©著者:結月 杏奈
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