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10章:ラストシーン
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「ウチの店、不動のNo.1がいるんだ。でもさ、もしかしたら今回のバースデーでNo.1取れるかもしれない。」
もともと指名数を持っていた綾哉は、二十歳を過ぎてお酒が飲めるようになってから、売上は急激に伸びていた。
カイリくんがスーパールーキーと呼んでいたわけだ。
「凄いね、頑張って。」
そんな当たり障りのない事しか言えなかった。
綾哉の指名が増えるほど、売上が上がるほど、色んな女の影が散らつく。
美嘉さんの顔が散らつく。
嬉しくないわけじゃない。
頑張っているのは知ってるから。
「イベントいつ?」
「ん?13。」
…13日。
その日は確か、カイリくんの代表就任イベントの日だ。
「No.1になったらさ…。」
何か言いかけた綾哉は、スプーンいっぱいにカレーを頬張り黙ってしまった。
「え?なに?」
「…いや、やっぱいいや。」
何故か少し不貞腐れたようにカレーを食べる綾哉。
「どうしたの?」
「イベント明けの店休、空けといて。時計見にいくから。」
なんだかその表情が府に落ちないまま、仕方なく頷いた。
「イベントの後、ここに帰ってくるから。」
「…わかった。」
この会話の意味も分からず、あたしはまた曖昧に頷いた。
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Addiction ©著者:結月 杏奈
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