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9章:浮世世界
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「ゴメン…、友達の事そういう風に言われたら良い気しないよね。
でも、澪ちゃんに嘘つくのもアレだし、この際ゆうひちゃんは愛逶と別れた方がいいと思うし。」
少しバツが悪そうに微笑むカイリくん。
「あなたはいい人なのか、そうじゃないのか、よく分からないね。笑」
「そうだね。でも敵じゃないのは伝わってる?」
通りすがるキャストの女の子が、ミーハーな視線をこちらに向けていく。
「……うん。もしかして、あたしもう騙されてる?」
「危ないな、もう俺にハマってるかも。」
カイリくんの隣は居心地がいい。
きっとそれは、そんな空気を作ってくれている彼のおかげなんだろうけど。
「そうだ、ダイヤくんに水族館で会った先輩の事聞いてみた?」
「…あ、忘れてた。綾哉、熱でずっと寝込んでて。」
「そうなの?マジか、そんなときに呼び出して悪かったね。
まぁ、どんな理由にせよ、ホストクラブに自分の女をひとりで行かせたくはないか。
近々、テイラーにもお詫びを兼ねて顔出すよ。」
____実はカイリくんとは、これから長い付き合いになる。
あたしが今こうやっていれるのは、カイリくんのおかげだ。
映画のプリティーウーマンとは違う結末だけど、確かに彼のおかげであたしは救われた。
あとにも先にも、此の街で信用できたのは、彼ひとりだった。
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Addiction ©著者:結月 杏奈
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