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1章:春夏秋冬 (34/34)




「好きな女がいるって言ってた。でも名前は中々教えてくれなくてさ。」


目を細め、桜井くんとの思い出を語りだす桐谷。あたしの知らない桜井くんの顔。


「やっと聞き出したのが下の名前。名字だとすぐバレるからって。笑っちゃうだろ?」


確かに彼が言いそうな言葉を聞いて、心臓が高鳴る。


「澪。綺麗な名前だな。」


両ポケットに手を突っ込んだ桐谷は、今まで見せた事のない優しい瞳で小さく笑った。




_____この日を境に、綾哉との関係が少し変わったような気がする。


「おまえって分かった時は、げっコイツかよって思ったけどな。」

「💢」


距離が近づいた、いゃ、毛嫌いしなくなったのは、また別の話。








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Addiction ©著者:結月 杏奈

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