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5章:# 5
その日の授業を終えて、少年は真っ直ぐ帰宅した。
ミルクを入れるプレートを手にして、猫と出会った場所へ急いだ。
当然のようだが、すぐには猫を見つけられない。
とりあえず少年は公園を歩きながら猫を探した。
なかなか猫が見つからず、少年は寄り道をした。
そこで小川のせせらぎが耳に入る。
そうすると自然と小川へ足が向かう。
静かに流れる川の水は透き通っている。
その川の底が綺麗に映る。
この季節の水は、まだ冷たい。
少年が川に沿って歩いていると、少し先に鳥の群れが目に入った。
その群れは鴨の親子だった。
親鴨が七羽の子鴨を連れて泳いでいた。
それを微笑ましく眺めていたら、少しだけ愛しさが込み上げてくる。
手にしたパンを鴨の親子に渡しても良いような気がする。
猫が見当たらないのだから、それも良いと思えた。
少年は考えを少し変えて、ちぎったパンを鴨の群れに向けて投げた。
それは鴨の群れの少し手前に落ちた。
まずは親鴨が近づき、口ばしでつっつく。
親鴨を追い掛けて子鴨も近づく。
パンを投げ入れるごとに、少年は笑みを浮かべる。
そこでは親鴨が、口うつしをするかのように子鴨へ渡す。
少年は鴨の親子が寄って来るのを目にしながら、少し先の丘に猫がいるのを見つけた。
少年は喜び、猫に近づいた。
その時、猫はおびえて、少し離れた。
それに気づいた少年は、カバンからプレートを出してミルクを入れた。
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少年日和 ©著者:香澄怜良
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