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6章:‡凪とご近所‡
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昨日、全員この部屋に泊まった。
翔の家族。
暫くは、みんなで翔を囲んで暮らす事にした。
水樹さんが、言った。
ミルフィーは♂猫だから、新しく来た仏壇に、マーキングするかも知れない。
それを聞いた凪が、ミルフィーに説得した。
そしたら、理解したようで、ミルフィーは、絶対にしなかった。
何故か、凪の言う殊には従う。
昨日は、レッスンがお休みだったので、ずっと翔と一緒に居た。
蓮も芳樹も。
有弥は残業で、帰って来たのは、夜8時過ぎていた。
和尚さんには、笹寿司とピザをご馳走した。
あの和尚さんは、不思議な方だった。
でも、お昼ご飯を食べながら、翔の高校時代の話を沢山してくれた。
男子高と女子高。
その中身は同じようだった。
ベッド脇の、出窓のシェードを上げる。
今日もいい天気のようだ。
リビングから、お味噌汁と煮魚のいい香りがする。
凪だ。
部屋を出ると、ゴフジョに寄って、それから洗面所へ。
歯磨きと洗顔を済ませると、リビングに行く。
『凪、おはよう。
疲れてるのに、ありがとう』
と言った。
『翔には俺が飯やっちゃったぞ。
炊きたての方がいいからな。
おかずはこれからだ』
と言った。
小さな足付きの杯のような容器に、艶々のご飯が盛られてる。
『翔、おはよう♪』
と言って、お線香を上げた。
『今朝は、梅ご飯だけど、先ずは白い飯を供えないとな』
梅ご飯やゆかりご飯は、翔の大好物。
『お魚煮たの?』
とカウンター越しに訊く。
『ああ、昨日ぶりが余ったから、持って来て、大根と一緒に煮た』
『わぉ!朝からぶり大根?』
『まぁな』
凪は、味噌溶きに味噌を入れると、出汁の中に落として、菜箸で溶かす。
それから、胡瓜と茄子のお新香を切る。
そして最後に、出汁巻き玉子を焼いた。
凪の出汁巻きは、本当に美味しい。
切り口がとても滑らか。
笹寿司さんの玉子も美味しいけど、凪の方が上だと思う。
『りぃ、全員起こして来い。
もう、6時半だ』
と凪が言った。
大変だ!
『うん!』
奥の部屋に行く。
引き戸のドアを開ける。
『ねぇ、みんな起きて!
6時半だよ!』
この一言で起きたのは、芳樹だけだった。
『ヤバ!今日浦和に行かなくちゃ!
おい、有弥、起きろ!』
と隣の有弥を起こす。
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