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3章:†ミルフィー†
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『わッ!何これ!不味ッ!』
とんでもない味だ。
何なんだ!?
とにかくシンクへ!
水を目一杯出して口を濯ぐ。
『ゲ〜!不味ッ!
こんなのよく食べてる!』
みんなが白い目で私を見る。
『お前大丈夫か?』
と凪が言った。
『大丈夫じゃない!最悪!』
『いや、喰った餌はどうでもいいが、頭の具合だ』
『水樹さんが言ったじゃん。
人間とは味覚が違うんだよ』
と幹耶。
すると、チャイムが鳴った。
お風呂が汲めたようだ。
『風呂汲んだの?』
と有弥がニンマリ。
『うん、順番に入って。
3人迄なら入れそうだから』
と言うと
『ん?5人でも何とかなりそうだ!』
と凪。
『お風呂行こ♪』
と蓮。
『そう言えば、みんな着替えは?』
《持って来た》
そうなのか……
すると幹耶が立ち上がって
『ゴメン、俺は帰る。
明日、園の子供を里親の所へ送り届けなくちゃならないんだ。
スーツ用意しなくちゃいけないから』
と言った。
『そっか、じゃ、お疲れ様。
でも、里親が決まった子供が居るんだね』
と言うと
『うん、会社やってる人でさ。
跡継ぎが欲しいって。
結構年は行ってるんだけど、その分可愛がってくれそうで。
何度も面会に来て、その子を食事に連れ出したり、映画に連れてったりしてるんだ。
やっぱりさ、家庭が必要だからね。
幾ら俺達が親代わりって言っても、家庭とは違うんだよね』
『良かったね』
『うん、ホッとしたよ。
明日は、昼飯でお別れ会するんだ。
そして、送り届ける。
一応、その子の部屋とかも確認しなくちゃならないから』
幹耶は、本当に先生の顔になってた。
『幹耶、おめでとう、良かったな!』
と凪が言うと
『その子、幸せになれるね』
と蓮が言った。
『幹耶凄いじゃん』
と有弥。
『良かったな』
と芳樹。
『うん、ありがとう。
じゃ、そんなワケなんで、俺は帰るね!』
と言うと、まだ食べてるミルフィーに
『ミルフィー、帰るよ』
と言うと、ミルフィーが食べるのを止めて、こちらを向く。
『あんた、餌買って貰ったんだから、お礼言いなさいよ』
と言った。
すると、幹耶の足にスリスリする。
やっぱり解ってる。
幹耶は一度抱き上げると
『またな』
と言って床に置いた。
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