夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
3章:†ミルフィー†
(38/39)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
ミルフィーは、相変わらず弄られてる。
でも、少しも嫌がってない。
ミルフィーの水と餌を見た。
水は残ってたが、餌は空っぽだった。
取り敢えず、サンルームのシェードを下ろす。
『あんなに餌をあげたのに、もう空っぽ……』
と言うと
『腹減ってるかも』
と蓮が言った。
『ミルフィー、お腹空いた?』
すると、私の足下に正座して
{にゃあ}
と言う。
『ほら、やっぱり腹が減ってるんだ』
と蓮が言うと
{にゃあ}
と言う。
芳樹がニヤニヤしながら
『見掛けと声が全然違う。
でもさ、話が解るのかも』
と言うと
{にゃあ}
変なにゃんこ!
『うん、コイツ話が解るんだ。
さっきだって、返事したりしなかったり』
と凪。
『まだ、食べるの?』
{にゃあ}
『さっきあんなにあげたのに……』
仕方ないので、水を取り替えて、餌をやる。
ちゃんと正座して見てる。
『この位かな?』
見てるだけ。
『もっと食べるの?』
{ふにゃ!}
『………』
何なんだ?
『じゃ、この位?』
{………}
もっと食べるようだ。
『じゃ、この位?』
{んにゃ♪}
ミルフィーが食べ始めた。
蓮が、こっちに来て、餌のパックのドイツ語らしき説明文を読む。
『蓮、ドイツ語解るの?』
『読めるだけ……
ふぅ〜ん、七面鳥が入ってるんだって。
これ、妊娠中や衰弱してる猫用で、かなりカロリーが有るみたい。
つまり、これいっぱい喰わせてたら、デブ猫になる』
と言った。
『え?そーなの!?』
『い〜じゃん、デブにゃんこ♪』
と蓮がニンマリする。
『俺、デブにゃんこ大好き♪
いっぱい喰って太れ!』
とミルフィーに言うと
{んにゃ♪}
と食べながらミルフィーが言った。
本当に変な猫だ。
でも確かに、猫は名前を呼ぶと返事をする。
あの喫茶店のチャミがそうだった。
名前じゃなくても、よく結希と会話してた。
犬と猫の情操教育だと言って、結希はよく、犬のミーシャと猫のチャミに絵本を読んで聞かせてたが
〔めでたし、めでたし……
じゃ、今日はお終い!〕
と結希が言うと、チャミは必ず
〔{にゃあ}〕
と言った。
チャミも太ったらしいが、ミルフィーもそうなるのか?
しかし、よく食べる。
旨いのか?
ちょっと一粒……
<前へ
104 /6348
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.