ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:†ミルフィー† (2/39)

夕べ、初めてこの部屋のお風呂に入った。

雨だったのが残念だったが、今朝、リベンジ!

気持ちい〜い♪

朝日の中の入浴!

足利に居るなんて、忘れてしまう程。

露天風呂感覚だ。

しかし、これからの季節、紫外線が強くなるし、暑くなるので、ルイがスライド式の天井を造ると言った。

天井を閉めれば、外の光は入って来ない。

やっぱり、開放感の有る空間はいい。

同じ独りでも、全然気分が違う。

ココアが無いので、珈琲を淹れた。

お店から貰って来た、生ハムとパンで、簡単に朝食を済ませる。

夕べ、あの金子食堂の2人には、散々な目に遭った。

オーダーストップを告げに行く迄、ずっと飲んで居て、オーダーストップを告げに行ったら、コースをオーダーした。

お蔭で随分遅くなった。

あの息子は結局、親をそっちのけで、仲間と帰って行った。

それにしても、滅茶苦茶な奴で、魚も肉も、フォークに刺してムシャムシャと。

まぁ、散々飲んで酔っ払ってたからだろう、と思ってたら、その親もとんでもなかった。

しかも、お金を忘れて来た、と言って、今日払うそうな。

近所の人だし、問題にも出来ず、店長も渋々承諾してた。

今日、プレオープン最終日。

開店迄に考えなくちゃいけない事が、どんどん山積されて行く。

先ずはお子様の問題。

お子様メニューを考える。

そして、お子様の椅子。

でも、椅子については、ルイが、ストロベリーで使ってた物を、今日、持って来ると言った。

あんな怪しい店に、お子様用の椅子が有ったなんて、ちょっと意外だった。

天気がいいので、サンルームの天井を開けた。

すると、インターフォンが鳴った。

車のエンジンの音は、特にしなかった。

誰だ?

カメラを見る。

金子食堂の奥方だった。

『はい、金子さんですね?

今開けます』

と言って玄関に行く。

玄関を開けると

『夕べは悪かったんね!

今夜もお邪魔するから、その時一緒に払うね。

これさ、一応家のメニューなんだけど。

午前中の11時半から午後の2時迄やって、あとは、夕方5時から7時半迄やってるから。

同業なんだし、お互いに義理も大切だからね。

私達は、家族中で此処ん家に来てるんでさ。

他の人達にも、良く言っといとくれ』

と一方的に言うと、メニューを置いて帰った。
68 /6348

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.