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3章:†ミルフィー† (3/39)

貰ったメニューを見る。

高い!

カツ丼が800円もする!

レバニラ定食が850円!

因みに北城台で利用する柏屋は、レバニラ定食500円だった。
肉入り野菜炒め定食950円!?

なんで!?

柏屋は650円。

中華丼も800円。

柏屋は450円。

柏屋のお兄さんに、このメニューを見せたくなった。

それに、柏屋はお店で食べると、何か必ずオマケに付けてくれる。

新しく何かを作ると、出前と一緒に試食だと言って持って来る。

りかは、柏屋の大ファンで、帰省すると必ず出前を取っていた。

その位美味しい。

金子食堂って、旨いのか?

でも、中華丼に800円だなんて、この節では信じられない値段だ。

{出前迅速}ねぇ……

取り敢えず、テーブルに置いた。

しかし、あの夫婦が作るのか?

お絞りで顔や首筋をゴシゴシ拭き捲って、ナプキンを使えば、丸めて置くし。

使い掛けのフォークを直にテーブルに置いて、また、平気で使ってたし。

奥方だって、デザートを手掴みで、指先をなぶるし。

味云々の前に、衛生観念に問題が有りそうだ。

それでも、わざわざメニューを持って来て、あんな殊言われちゃったら、やっぱり付き合うしかないのか?

ん?幹耶らしい。

プレリュードのエンジンが停まった。

同じプレリュードでも、ルイの逆輸入のプレリュードと、幹耶のプレリュードでは、微妙に音が違う。

インターフォンが鳴る。

〔姉ちゃん、おはよ!

入るよ〕

玄関が開いた。

『おはよう!

今日仕事休みなの?』

幹耶、最近以前のような、派手なシャツは着なくなった。

やはり、仕事が仕事だから。

『うん、今日は休み。

今日、プレオープン最終日だね』

『結局みんなに食べて貰えなかった』

『拓也さん達、開店する迄待ってるってさ』

『幹耶、珈琲でいい?』

『うん……

って姉ちゃん、これなんだ?』

と幹耶が、金子食堂のメニューを見る。

『メニューがチャチイ割には、出してる物高くね?

だってさ、山勝軒だって、中華丼350円だよ?』

『やっぱり高いよね?

すぐそこのお店なんだけどさ、夕べ散々な目に遭ったんだよね』

と珈琲を落とす。

幹耶に夕べの事を話した。

『あ、金子ってあそこん家か〜!』

『幹耶、知ってるの?』

幹耶がニヤニヤしてる。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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