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2章:‡煌璃とご近所‡ (2/52)

ノリと勢いで出来てしまった、他力本舗《煌璃》

なんだかね……

勿論、みんなの店だが、中心は此処に住む、この私。

プレオープンに向けて、キラが、サリーのような民族衣装をプレゼントしてくれた。

そして、いよいよ今日、プレオープン初日。

みんな、本業はお休みにして、店に集まった。

『りぃ姉、あの服着るんでしょ?』

と芳樹が言った。

『一応、女はりぃしか居ないんだし、軽くメイクしよ♪』

と蓮が言った。

そっか。

♀って私1人だったんだっけ。

軽くメイクねぇ。

いや、ちゃんとして戴きたい。

額に、赤い点を付けたくなった。

此処は、私の部屋。

一応、ベッドとドレッサーと、キラに貰ったタンスが有る。

それと、間に合わせでホームセンターで買った姿見。

それだけ。

引っ越すと言っても、半分は北城台なので、生活に困らなければいい。

それにしても、此処迄早かった!

んで以て、もう一言言わせて貰うと、安かった。

こんな事でいいのか?

ルイ曰わく。

一生此処に住み続けるなら、また、考えよう。

でも、この、居住スペースだって、ちゃんと大工さんが、トンテンカン……とやってくれてたし、何処ぞかの工場から、部屋を持って来たワケじゃない。

リビングが賑やかになって来たようだ。

冷蔵庫は、凪と蓮とで買ってくれた。

結構大きな冷蔵庫。

勝手に氷が出来るらしい。

それに、調理道具は、ルイの所で使ってた、フライパンやら、お鍋やら。

食器も、適当にストロベリーで使ってた物を。

お店に関しては、新しい物を揃えたが、普段使うのは、そんな物で充分だった。

拘りは特にない。

キッチン部分は、短いカウンターで、2/3だけ仕切られてる。

細長くてちょっと狭いが、東側にシンクとガステーブルを置いた。

カウンターは、東側。

そのカウンターで、食事をする。

リビングは一応20畳ちょっと在るのだが、人が集まれば狭くなるので、テーブルを置くのは後で考える事にした。

その代わり、床に低い、広いテーブルを置いた。

ラタンで造られた、ガラスのテーブル。

その周りに、クッションのような、低いソファーと、テーブルとセットらしき低い椅子を置いて有る。

これ、キラ。

そして、南側にはサンルームを造って貰った。

勿論、窓になってる。

どうしても欲しかった。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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