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1章:†編集前記† (14/14)

他の食材については、小貫シェフに任せた。

飲み物は、居酒屋凪が何時も発注してる、金森酒店に。

種類が豊富なのも有ったし、このご主人は、翔の葬儀の時にも本当にお世話になった。

凪の顔も有る。

こうして、他力本願の店は、着々と、オープンを目指していた。

店の名前は{煌璃}(キラリ)

私が付けた。

単純で有りながらも、印象に残りそうな名前にしたかった。

やがてプレオープンに漕ぎ着けた。

お店をやろう!

とみんなで話してから、僅か4ヶ月目の事だった。

プレオープンは、3日間。

木曜日から土曜日に掛けて。

当然、赤字決定。

でも、全てがとても安上がりに出来てしまったので、みんなの出資金が、かなり余ってた。

それで、普通は二千円で提供するコースを半額の千円に、カクテルも2杯迄は無料とした。

それをタウン誌に載せた。

時間が有れば、蓮の作ったビラをポスティングした。

みんなでコース料理の試食会をした。

小貫シェフは、本当に、深みの有る、素晴らしい味を作り出す。

とにかくソースとスープは絶品だった。

オードブル、サラダ、スープ、魚料理、肉料理。

デザートと珈琲。

小貫シェフは、魚料理と肉料理の間に、ソルベを入れる、と言った。

勿論コース料理だけではなく、単品も提供するが、プレオープンの期間は、コース料理だけとした。

小貫シェフの技量を、堪能して貰いたい。

私は、プレオープンの3日間は、レッスンを休みにした。

ユニフォームはキッチンだけにした。

小貫シェフのお気に入りのユニフォーム。

白ではなくて、茶系。

でも、ホールはエプロンだけ。

堅苦しいイメージにしたくなかった。

但し、原則として、半袖。

食器は凪と蓮で揃えた。

アジアンテイストに相応しい物を見つけて来た。

カウンター担当のボブさんは、カクテルにお花を載せる、と言った。

それだけでも、高級感が出るし、如何にも、アジアンティック。

試食会には、拓也も巻き込んだ。

ルイ、ジン、は勿論、ロッキーも呼んだ。

ザム、キラ、純。

そして、居酒屋凪の面々と、私達家族と。

勿論、翔も一緒。

翔は、小貫シェフのドレッシングだと、ちゃんとサラダを完食した。



さて、それでは、プレオープンから、本編とさせて頂きます。

皆様も是非、煌璃へお越し下さいませ♪
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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