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1章:†編集前記† (13/14)

ザムは、最低でもオープンから3ヵ月は、利益に期待するな、と言った。

利益はどうでもいいが、ネックは人件費だ。

しかし、ルイと凪はアッサリと、タウン誌に募集を出した。

すると、結構な数の応募が有った。

それで、面接をする事になったのだが、面接は私が担当する事になった。

私は何も解らないので、ルイや凪や蓮に、と思って頼んだのだが、難しく考える必要は無い、と言った。

それで、先ず主婦の方は止めた。

年齢も、私より年下。

お酒も出すし、営業時間も夕方5時からなので、男子限定。

女の子が居た方が、私個人としては嬉しいし、お店も華やぐが、それこそ、万が一、を想定せざるを得なくなりそうだった。

とても、責任は持てない。

こうして、絞り込んで行くと、何となく人選も楽になった。

そして、偶然だが、高校入学当初から、店が閉店する迄、ずっとストロベリーでホールを担当していた、幹耶と同い年のフリーターの男子が面接に来た。

勿論、私達の事は知ってる。

でも、私達の店だとは、思ってなかったようだ。

この男子は使える。

実に仕事が早い。

私はこの男子を、その場で採用した。

しかし、面接は面白い。

中には

ずっとステーキハウスに居たから、ホールもキッチンも両方できます。

と言う主婦も居たが、申し訳ないが、お断りした。

灰汁が強すぎる。

結局、キッチンには、ファミレス系のステーキハウスのキッチンで4年間バイトをしていた、と言う男子を採用した。

個人のお店で4年間だと、そのお店独自のやり方を引きずってしまうが、ファミレス系ならば、マニュアル通りにしかやって来てない。

言わばロボットのような者だったのだ。

でも、何も出来ないのではなく、包丁も使えるし、肉を焼いた経験も有る。

とにかく今必要なのは、即戦力だ。

そして、ホールのもう1人は、高校を今年卒業して、ニート中の男子にした。

とにかく、ニコニコしていて、明るい子。

如何にも接客業に向いて居る感じだった。

接客業も全く初めてではなくて、寝ぼけカラスのレストランで、1年半程バイトをした経験が有った。

こうして、何とか人は確保出来た。

後は、食材の仕入れ先だったが、肉は、凪が直ぐに田野倉を推薦した。

小貫シェフも、田野倉のステーキ肉を試食して、納得した。

田野倉には、凪が交渉した。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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