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2章:2.Rei
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気配だけが近づいてくるのを
感じる。
ゾワゾワと身の毛がよだち
私はギュッと閉じた目を更に強く閉じた。
バッグに入れてあるケータイが
何度もしつこくバイブしている。
レイだろうか。
今すぐにでも電話に出て
助けて、と泣き叫びたい。
「また会えて嬉しいよ、
カレン」
男は私の髪をサラッとすくい
耳元で呟いた。
笑っているのだろうか、
声は微かに震え楽しげに聞こえる。
「・・・ヒカル」
私はやっとの思いで絞り出た
小さな声で呟く。
「これからはまたいつでも
遊べるから。
早くあの気持ち悪い男、俺のために切ってね」
閉じてた目が焦りで開き、
ヒカルを睨みつける。
心がギュウと締め付けられた。
「アンタ、なんで・・」
レイのことを知ってるの??
血の気が引いていく。
「また遊ぼうね」
ニンマリと不気味に笑い
ヒカルは去って行った。
買い物カゴからは大量の食材が床にぶちまけられ、
バッグの中から見えるケータイにはレイの名前が表示されていた。
「・・・」
言葉にならない不安が心の中を駆け巡り頭がどうにかなってしまいそうだった。
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3 ©著者:Arisa.
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