1章:1.Karen (6/6)

私はレイと知り合った時
俗に言う高級ソープで働いていた。
お客様たちは芸能人から政界
の人、大手の企業のお偉いさん
などばかりで常に予約で埋まっていてほぼフルで入っていた。


運がいいことに性病に
当たることもないまま
仕事を辞めることができたけれど
精神的に病んでいて薬と酒に溺れ
ホストに通い詰め休みの時は芸能人との合コンに呼ばれ友達と参加し、クラブにも入り浸り泥酔して
とにかく荒れた毎日を過ごしていた。


お金に困ることもなく
思惑はあるにせよ、私を必要としてくれる友達や男は周りにたくさんいて楽しい毎日を過ごしていたけど満たされず家で1人でワンワン泣いたりするときもあった。
そんな日は必ず決まって薬をやってから眠る・・


可愛い、綺麗、付き合いたい。
全ての褒め言葉はタダでヤらせろ
。ソープでしか稼げないガラクタなのだから。
と聞こえてしまい誰かを真剣に愛することも愛されることもない。とひねくれていた。


そうなった原因の１つである
お話はまた後で・・